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M1 [音楽]

SN3J0409.jpg
今回PCを入れ替えたので使えなくなったvstiやプラグインも多々あった。

相変わらずの32bit版のXPなんで3GBオプションを適応しても
4Gの壁は越えられないまま・・・・(>_<)

まあその分CPUはグレードアップしたので
今まで躊躇してた重いプラグインも
難なくかけられるようになった。

で、久々にM1のvstiを使ってみたんだけど、
以外と使える音が多くてびっくり(^_^)




SN3J0411.jpg
僕自身KORG M-1と言えばファーストシンセでもあり、
今まで一番使った機材と言っても過言ではない。


今でこそ同時発音数を気にしないで使える時代ですが
このM1が出た当初はなんと16ボイス!!
それもダブルボイスだと8ボイス!!

それでもちゃっかり8パートの内蔵シーケンサーがついてて
それで曲とか作ろうものならドラムパートで使い切っちゃいます。
今のようなLOOPだとか波形編集だとかない時代ですし・・・・汗

また50音色程度の追加カートリッジが確か1万5千円ぐらいしてましたからね~
僕も何枚か買いましたけど。。。
そりゃぁせっかく買ったなら使い倒さなきゃならんでしょう?


で、このVSTiは同時発音数は上限はあるもののほぼ気にしなくてよい仕様。
ご親切に僕がバイト代をつぎ込んで買ったその追加カートリッジも全部入ってます(笑)

あの頃はもちろんその16ボイスの制約で使えなかった音色が贅沢に使えるわけですよ。

いままでコンビネーションモードの音なんか使ったことなかったんですが
これがまたいいんですよ!!(>_<)

M1と言えばあのTVタックルで未だに聞けるあのピアノの音(笑)とか
渋谷のロフトに入る時に流れる和チックな音(確かプリセットの一番のUNIVERSE?)
が有名(最近BGM変わったかも?)ですが、こんなに使える音が入ってたとは驚きでした。

特にカートリッジのコンビシリーズは素晴らしい!!
さすが結構な値段でばら売りされていただけのことはある!!笑



あの時代・・・。
少ないボイス数でいかに素晴らしい音楽が作れるかを試行錯誤しながら
日夜そういう制約の中でミュージシャンが葛藤していた時代。

16トラックから24トラックへ、そしてプロトゥールスへと時代は移り。。。。

使えるトラック数はどんどん増えてゆき、
パソコンもCPUもどんどん性能がよくなり、
プリセットも何千とついてくる・・・笑

しかし、そこから生まれてくる音楽が素晴らしいか
どうかはそれとは違うところにあると思う。


SC55というDTMモジュールのエクスクルーシブデータで音を作ってた頃、
ベースは三種しかなかった。
それが今は何千というプリセットから音を選ばなければならなくなった。

音楽が飽和状態で何を聴いていいかわからない今と
どことなく似ている気がしてならない。



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