くりかえし
付けてたテレビに耳を奪われたのはその声だった。
先日亡くなった緒方拳さんが大きな大木の声をしてて・・・。
そう、それは歴史について語っている子供番組だった。
僕がその番組を見始めた時、もう日本は戦争に負けたあたりだった。
軍国教育が廃止されうんぬん続いていくわけだが
「もう二度と戦争はしてはいけない!!」
「同じ過ちを繰り返してはいけない」
と番組は続いていく。
テレビでは人々の辛い生活や焼け野原になった東京などの街が映し出される。
そこで出てきたのが「朝鮮特需」だった。
これが経済復興に決定的だったと・・・・。
確かにそれなくしては日本の復興はなかったかもしれない。
待てよ・・・。
記憶にも新しいであろうイラクへの自衛隊の派遣に反対し、
戦争へ荷担するような物資の輸送に自衛隊を使うべきではないという
風潮というか世論がずっと国内に流れていたはず・・・・。
じゃあ朝鮮特需は戦争への荷担では?
生きていくためには・・・。
生活の為には・・・。
そして経済不安が叫ばれる昨今、
定額給付金の「もらえる物はもらう」的発想が国内に蔓延してる。
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