危険とスリルは違うのだ [想うこと]
夢を持ちなさいと大人が子どもに諭す時代だ。遊具もこう遊びなさいとマニュアルを付けてのご提供である。
回旋塔の遊具の記事でも書いたけど、やはり遊具の流れはより安全に!の路線になってきている。
前、ここにあった遊具は結構危険!?この危険という意味は下手すると怪我しますよってレベルだった。でも子供にとってそれはスリルなのである。
夢も遊びも自分で考えるのが昭和だった。遊具に小細工はいらない。滑り台は逆から走って上がる、それが面白かった。与えられた遊び方で遊んでいるうちは遊びではない。
だからと言って僕は危険を犯せとは言ってはいない。スリルと危険は違う。このように入り口と出口を用意された遊具ではスリルが損なわれる。今やこういった遊具がほとんどだ。もちろん公園の管理の大変さを考えればこうならざるを得ないのかも知れない。都内の公園の幾つかは老人相手の遊具にシフトチェンジして来ている。
山があるわけでもない、川があるわけでもない。都内の遊び場所はとても残念と言わざるを得ないのが現状。
2015-03-18 12:19
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