岡本太郎記念館 [イベント]
今日は前から行きたかった南青山、骨董通りの岡本太郎記念館へ行ってきました。
僕は実は「Be Taro」なわけで、昔から岡本太郎大好き人間なんです・・・。
生き方や考え方はもちろん、その取り巻くすべてに興味があったりします。
美術館としては異例の室内写真撮影OK!!と言うのもすごい。
太郎氏の子供に対する特別な扱いは特徴的で、
知識とか経験って芸術に対してマイナスだと彼はよく言っています。
確かに太陽を描けと言われ太陽を知っている人と
知らない人では想像力に大差が生じてくる。
つまり人間の生命活動において年を重ねれば重ねるほど想像力は衰え、
大人のくだらない価値観や知識がそれを邪魔してしまう。
音楽もそうかもしれない。
西洋音楽の縛りというか12音配列の教則みたいなとこがある。
ドミナント進行にしてもリーディングトーンにしても脳がこう行くことを期待してたりする。
実は音楽はあまり聴かない方がいいのかもしれない。
現代社会においてインターネットやwikiなんかはほんと知識欲を駆り立てる。
もともと人間は知識欲が深い・・・。
このままだと人間のクリエイティビティは減少の一途をたどることになるのかもしれない。
「芸術は模倣から」みたいなことも言われるが
太郎作品はその類ではないのかもしれない・・・。
子供はその点すばらしい
空を緑に描いたり
川をピンクに描いたりできる
僕が子供の頃、手を緑に塗って描いたら
美術の先生にしかられた・・・
そこで僕の美術人生は終わったし、成績も一番悪かった。
はい、今日のおみやげ
おまけ
それにしても岡本太郎記念館の庭にあったこの実はなんだったんだろう・・・・。
岡本太郎記念館
http://www.taro-okamoto.or.jp/
〒107-0062 東京都港区南青山6-1-19
TEL.03-3406-0801 FAX.03-3409-5404
おー、タローさん!
太陽の塔のミニチュアあるんですねえ。これはいいですねー!
「脳がこう行くことを期待してたりする。」
「実は音楽はあまり聴かない方がいいのかもしれない。」
音楽を創ることをなりわいにしてる方にとって、
クリエイティビティを優先させるのか、
世の中の人々が気持ちよいと感じる原則をとるのか、
厳しい選択なんでしょうね。
みなさんこんな思いを抱きながら音楽創りをされてるんですねー。
ちなみに授業で親の顔を描いて、
画用紙からはみだすほど大きく描き過ぎて
笑い者になったことありますw。
by macska (2009-01-19 19:01)
>macska さん
ちょうどタイムリーに20世紀少年のPRで
「太陽の塔」が「ともだちの塔」とかに変身したみたいですね~(^o^)
http://mainichi.jp/enta/mantan/graph/manga/20090119/?link_id=ctp001
太郎さんファンのミュージシャンも多いですね。
彼の作品って意外に街中にポンって
置かれてるとこがまたすごいですよね。
僕にとって岡山駅の壁画はすごく思い出があります。
僕の子供の頃の絵を見ると何故か顔から手が出てます・・・・(^^;)
by yodies (2009-01-20 17:40)