風船少女 [想うこと]
この日曜、近所の公園へ行った時のこと。
僕の近くにはサッカーをする親子、自転車を教えている親子、
そして風船を膨らませている少女がいた。
さらにその親に注目してみると・・・・。
自分の成し得なかった夢を子どもに押し付けているようにも見える
プロコーチ振りを発揮しているかのような全身ジェーリーガーな親。
そして自転車に乗れない娘に大きな怒声を浴びせかける
まるっきり自分を客観的に見れていない父親。それとなく後続する母親。
そして娘に風船を与え、自分は周りをジョギング中、
たまに「待っててね」と声をかける体脂肪低め、自分大好き、自己中な親。
風船を吹く少女が僕を見ている。
風船を膨らませ、手でたたいては地面に落ちた風船の埃をはたいている。
しばらくするとその風船が割れた。
その少女はしばらくびっくりして止まっていたが、
また新しい風船を膨らませている。
少女と目が合った。
昼過ぎだった。
タグ:風船
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