SSブログ

多数決では事は決まらない [想うこと]

世の中は果たして多数決なのだろうか?

子どもの頃から、学級会だろうと何だろうと多数決がなされてきた。先日の選挙に至っても多数決だ。世の中の大半は多数決で決まり、長いものには巻かれろが世の常である。

だからこそ少数意見の扱いには多くの格言が残されてきた。そういう意見にも耳を傾けなければならないと。

しかし、今その逆の事が色々と起きてきている。特にプライバシーと言った範疇で。

前、クリスマス会と言うものは学校ではやらないと言った話をした。それは偏った宗教的観念を含んでいるからだと言うことだ。

確かに世の中の性犯罪や極悪非道な事件を鑑みると致し方ないとは思う。学生名簿から住所や電話番号が消えたり、その分情報は高額に売買されたりしている。ひとたび情報が漏れれば企業の存続すら危ぶまれる次第だ。

今やたった一人の意見でことはひっくり返るのである。ペヤングはたったひとりの書き込みで企業生命の危機に瀕している。昔ならお客様相談室に電話して代わりの品か図書券あたりで収拾がついたであろう出来事が今やネットを駆け巡り何百万人の心をも動かしてしまう。

学校でも子どもの写真を載せていいですか? のアンケートをとって、たったひとりの反対があれば載せない事になっている。

つまり、今の世の中は多数決では事は動かないのである。


image-20141218210735.png

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。