泥だらけのソフトボール

明日、お楽しみ会（学校ではクリスマス会とは呼ばない）を小学校でやるらしいウチの娘は折り紙でプレゼント作り。
この時期のプレゼント交換は昔からよくある話。今日はそれにまつわる僕の思い出話をしましょう。

あれは高校の時のこと。当時辛い寮生活を和らげようと企画されたのか、どうでも良かったんだけど、先生がそのような企画をした。２０人弱のクラスメートでクリスマス会に千円以内だったか、５００円以内だったか忘れたが各々がプレゼントを用意する、至って普通のプレゼント交換がなされたわけ。みんな下山して（高校が山上にあったため、市内に買い物に行くのを下山と呼んでいた、そんな下山（外出）は週に一度だけ日曜の１２時から１７時と決められていた）岡山市内で文房具や、文房具やと言うか、結局この値段で思いつくものといえば文房具ぐらいしかないわけで。。。汗

で、高校生にもなって椅子を円を描くように並べて、、それもみんな男ですよ。
歌を歌いながらだったか、忘れましたが、粛々と交換がはじまるわけ。

そうすると中にいかにもおかしなものがひとつ混じってるのにみんな気がついた。
それは、新聞紙に無造作に包まれた得体のしれない何かだった。

そしてそれは運悪く先生に当ってしまったのだ。

それをみんな一点集中のように見つめる。自分のそっちのけ(^_^;)　広げられた新聞紙の中に入っていたものは明らかに運動場で拾ってきたであろうソフトボールだった。

先生は激怒り。まさしくそれは体育倉庫から盗んだものだった。
とにかく犯人探しはあっと言う間だった。みんなわかっていた。こんなことやる奴は。。。。

別にケーキがあるわけでも、お菓子があるわけでもない、単なるプレゼント交換。
それもそんな説教で終わった散々なクリスマス会だった。

メリークリスマス、Mr 大◯　！！（笑）