ハイビジョン（Hi-Vision） VS Hi-Fi（ハイファイ）

先日TV録画してた黒澤映画の「羅生門」を見た
ちゃんと見たのは高校生の時以来だったと思う

もちろんモノクロ映画だし、当然画質も悪い・・・・。

しかし雨に墨汁を混ぜて撮影したり、
延々と森を歩き回るシーンのカメラワークなど
流石は今の映画界、いや芸術、エンターテインメント分野にまで
多大な功績を残している黒澤作品だ


が、少し気になることに気づいた・・・・。

言葉が聞き取りづらいのだ

高校の時はそうは感じなかったんだが・・・・・。

テープの劣化も多少はあるだろうが、今でこそデジタル化されてるだろうし、
ここ数年の劣化は考えられない

と言って自分の耳が悪くなったか？



　　　　　　　　テロップの蔓延化

今やどんな番組にでもテロップが付く
ニュースだろうが、バラエティだろうがテレビは目で追うことが多い

　　　　　耳で視ることはない！！

　　　　日本映画ですら字幕をONにすることも多い

ハイビジョン（Hi-Vision）とHi-Fi（ハイファイ）

　　　　　　あなたならどちらを重要視しますか？

　　　　　　音がおざなりになっていませんか？

　　　 耳はどんどん退化しているのかもしれない・・・・。

　　　　　　　　大切なものは目には見えないって誰かが言っている。。。

タグ：テロップ 黒澤映画 羅生門 ハイビジョン（Hi-Vision） Hi-Fi（ハイファイ）

コメント 2

Ｈｉ－Ｆｉってなんだ～？！よく耳にするけど・・・音のことかな？
そうだなぁ、映像がきれいでセリフが少なくっていいかな。
セリフのかわりに心地のよい音楽。
テンポが速い映画も嫌いじゃないけど、少々想像力をかき立てられる方が好き。
最近みた映画だと『めがね』とかがそんな感じかな。
『父帰る』って映画もある意味すごいよ。

大切なものは．．．＞これってすごくいいヒントだなって思う。
目に見えないものを大切にすればいいんだから、すごく簡単だよね。


by juju (2008-04-08 00:41) 

>jujuさん

Hi-Fiってもともとは映像も音もって感じだったんだけど、
今はオーディオハイファイの意味合いが強いみたい。

つまりここで言うハイファイは音。

特に最近カメラばかり触ってるせいかなぁ・・・。
見えるものばかりに意識が行ってる。

今の世の中、見えないことにすごい拒否反応がある
政治にしても見えることが重要視されてるしね。

不透明さは当然懸念されてる。

カメラが流行ってるのもうなずける。。
高画素になって見えない世界がどんどん見えるようになる。

どんどん曖昧さがなくなってきてる・・。
くだらない、つまらないことにくよくよしちゃう・・・汗


見えないものと見ないことは当然違うし、
見ようとしても見えないものが本当に大切なもの。

ただ僕たちは見えないものを信じれるんだろうか・・・。

耳で何を聞いているのか？

目を閉じて初めて音に気づく。。。。

そんな繰り返し・・。




by yodies (2008-04-08 01:21)